2025年 釜山韓日文化交流協会との役員交流会

2025年 釜山韓日文化交流協会との役員交流会

 

 まだまだ暑い日は続いておりますが、みなさまいかがお過ごしでしょうか。

 去る7/28(月)、釜山韓日文化交流協会との交流会が行われました。昨年の末、広安里で行われた交流会に続き、今回は釜山韓日文化交流協会のみなさまに招待していただきました。交流会には、釜山韓日文化交流協会から理事の方々10名、釜山日本人会からは金井会長をはじめ理事7名で参加してきました。終始、楽しい雰囲気の中、これからの日韓関係についてはもちろん、一緒に活動していこうと話は尽きることなく、交流会は名残惜しく終わりを迎えました。

 交流会では、一人ずつ挨拶をし、会での役割などを話しました。釜山日本人会の活動報告などをしながら、いくつか合同で行う活動も決まったようです。まず、友好を深めるために一緒にゴルフ大会をしようということ、毎年行われていたバスツアーを合同でまた再開しよう、など前向きに検討中です。

 釜山韓日文化交流協会は、釜山日本人会にとても友好的で有意義な活動や情報を提供してくださり、韓国での生活や活動に多くの助言、助力をしてくださいます。歴史的に解決できずにいる問題もまだまだあります。今回、8/15の終戦記念日のことが話題になりました。韓国人の立場、日本人の立場がある問題なだけに避けられる話題です。しかし、イ・サンジュン理事は「韓国も日本も戦争が終わった日。みんなが苦しみから解放された日だと思う。日本人も戦争で苦しんだ人は多い。敗北記念日とは言わず、すべてが終わった記念日と言いたい」とお話されました。この考え方は、国と国を超え、世界人類として考えているという理事の思想を垣間見ているようでした。

 釜山日本人会は今、日本という国籍を持って韓国に住んでいる人が多いです。世界の様々な国にも同じような人々はいると思います。しかし、これから、韓国人会員も増えていきます。日本人としてという言葉が正しいのかはわかりませんが、その国で生活していくのなら、受け入れる姿勢を持ち、接していくことが大切さだと感じました。

日韓交流部会