日韓交流部会
釜山韓日Culture Festival in Bexco
2025年9月20日(土) BEXCO 第二展示場 A4ホール
釜山韓日交流ネットワークによる、『第一回 釜山韓日CultureFestival』が開催されました。釜山日本人会も後援として参加し、会場で一緒にお祭りを楽しんできました。日韓国交正常化60周年ということで、今年はあらゆる日韓関係のイベントが行われています。特に、夏はお祭りを中心としたものが多く、韓国で日本に親しみを持っている方々が多いということを改めて感じました。
今回の『釜山韓日CultureFestival』は、韓国人の主催する民間団体そこそこが、若者向けに伝えたい日本の文化と日韓交流をテーマに企画されました。その企画の中には、釜山の経済向上効果、釜山に住んでいる日韓のみんなが楽しめるイベントという思いが込められており、会場には、コスプレや日本衣装を着た若者、日韓のブースでにぎわっていました。一つの場所に日本の文化体験はもちろんのこと、クイズ大会、沖縄や対馬のブース、韓国内にある日本の会社のブース、マッコリの試飲など多様な体験ができ、韓国、日本という区切りのない空間を作り出していました。この空間の居心地のよさは、会場にいらした方ならみなさん、感じたはずです。
釜山日本人会は、会員増加を目標に、チラシを配りました。金井会長をはじめ、たくさんの会員の方がお祭りに参加してくださり、また、一緒にチラシを配ってくださいました。さらに、釜山日本人会に関心を持った方からの質問や日本語で話に来てくださる方もいて、祭りの間中訪れる人が絶えませんでした。また、会員のメンバーによるハンドメイドのブースもあり、釜山日本人会も一緒に楽しみました。
そこそこは、言語交流スタディーをはじめとし、日韓の言語を通してのエクチャンジ・スタディーを行っている団体です。釜山日本人会の方も多く利用しており、代表も積極的に日韓関係のために力を尽くされています。今回、日韓国交正常化60周年のロゴも許可を取得したそうです。
交流部会が今年、携わったイベントの中で、祭りのイベントはこれが最後です。 日韓国交正常化60周年という一つの節目は、これからの新しい出発でもあります。私たちは限られた時間の中で、人と人がめぐり逢って、別れて、また新しい出逢いがあります。今、ここ韓国、釜山という場所で一緒に笑ったり、助け合ったりできるのも何かのご縁だと思います。いいことも悪いことも、嫌なことも楽しいことも、誰かがいるからこそ味わえることだと思っています。今回のそこそこの『若者に自由を表現する空間』『日韓の相互理解』は、自分と自分ではない誰かを認識する時間だったような気がします。文化は伝統を守ることも大切です。グローバル化の時代、日本人以外が文化を伝えていくという姿は、新しい文化伝達の在り方かも知れないなと、思いました。
日韓交流部会



