【生活情報】シンプル+盛れない、なのに流行る原因は?韓国プリクラの全て

シンプル+盛れない、なのに流行る原因は?韓国プリクラの全て

 

繁華街に行くとコンビニに匹敵するくらい多い韓国プリクラ。シンプルで盛れないのに、なぜか店舗数をどんどん増やしています。本日はそういった韓国プリクラの魅力をお伝えします!

1.人生4カット(인생네컷 インセンネコッ)から始まった韓国プリクラの人気

 かつて日本のプリクラ機種は韓国で「ステッカー写真」と呼ばれ、約10年前に人気を集めていましたが、スマートフォンの普及により衰えていきました。そこへ2017年大邱(대구 テグ)から誕生した「人生4カット」という韓国のプリクラチェーン店は若者たちを惹きつけ、PHOTO SIGNATURE(포토시그니처 フォトシグネチャー )、PHOTOISM(포토이즘 フォトイズム), HARU FILM(하루필름 ハルフィルム)など様々なチェーン店が増えました。

 そして今ではフォトブースの代名詞となりました。人生4カット撮りに行こう!(=韓国プリクラ撮りに行こう)という感じですね。

 

2.推しの「あの人」とツーショットが撮れる!

 韓国プリクラはアイドルや俳優などのアーティストともコラボしているので、現場に行かなくても推しのアイドルと一緒にツーショットが撮れます!スポーツ選手やキャラクターとのコラボも頻繁に行われていますが期間限定のことが多いので、推しと一緒に写真を撮りたい方は公式のインスタグラムをチェックしてくださいね!

 

3.シンプル+盛れない、だけどそこがいい

 日本のプリクラと違って落書き機能や顔の加工機能はほとんどありませんが、逆にそこが魅力になっています!プリクラの顔の加工は人によって好き嫌いがあるかもしれませんが、韓国プリクラは男性や大人でも挑戦しやすいです。最近はハイアングルのフォトブースやエレベーターなど、コンセプトが色々工夫されている機種も多いです。日本のプリクラももちろん素敵なのですが、韓国プリクラならではの魅力も感じられますね!

 

 

4.社会貢献もしている?!韓国プリクラ

 ニンニクの特産地で知られている義城(의성 ウィソン)。ここは高齢者率が全体の約44.7%を占めます。人手不足問題や地域が消滅する危機があるとされ、頭を悩ませています。

 2024 義城サマーミュージックフェスで、名所の恐竜の足跡などをテーマとした義城国家地質公園4カットフォトブースを開き、注目を集めました。韓国で少子高齢化が進んでいる地域ではフェスティバルを開催して観光客を呼び込み、地域をより知ってもらおうとすることが多いです。地域の個性がたっぷり入った写真に残すと、より記憶に残るいい思い出になると思います。

 

 皆さんも韓国プリクラで「キムチ~」してみてはいかがでしょうか?きっと素敵な思い出になるはずです!

 

出典

 

記事協力 : ジョ・スヨン

                        サポーター:お茶の水女子大学 長尾璃子