「 韓国はすべての石炭火力発電を代替発電に切り替えるべきである。是か非か」
2023年11月25日土曜日 釜山外国語大学にて「韓国大学生日本語ディベート大会」決勝戦が行われました。
主催となっている釜山日本人会からは、栗田晃司会長がプレゼンテーターとして参加されました。
この大会は、釜山にいる日本語教師によって発足し、日本語を学ぶ学生のためにという思い一つでここまで 継続してきました。そして、今年で11年目、10回目の大会を迎えました。
去る11月18日にオンラインによる予選がおこなわれ、勝ち抜いた明知大学、カトリック大学、淑明女子大学、釜山学国語大学の4大学が決勝に進出しました。
開会式では、大塚総領事より映像によるご挨拶がありました。また、栗田会長はご自身のディベート経験を通して、ディベートの重要さとは
1.人の話をきちんと聞くこと 2.考えることをあきらめない 3.的確なアウトプット
という3点をあげながら、学生を激励されご挨拶とされました。
試合観戦では、一番前で積極的にディベート観戦をし、審判用のフローシートも作成するほどでした。
そのあと、日本語を学ぶ学生たちとの交流会があり、どんなことを頑張ったのかどんなことが大変だったのかを聞き、日本語を生かして何がしたいのかなどを質問しました。選手の中には、もうすでに、来年から日本での就職が決まっている学生もいて、日本での生活に期待を膨らませているようでした。
ディベート運営委員からは、次回は、もっと多くの釜山日本人会会員のみなさまの参加をお待ちしているとのことです。
これから時代を担っていく学生たち、日本語を学んでいる学生たちに私たちができることは、今感じていることを伝え、今まで経験したことを語り継いでいくことではないでしょうか。そうして、私たちも新しい思考を知り、理解しあえる関係に一歩ずつ近づけていけるのだと思います。このような機会をこれからも作っていけたらいいなと思います。
(大会の詳細はmailto:https://sites.google.com/view/korea-japanese-debate/11th_annaiをご参照ください)
交流部会 吹上淳子