「釜山市に残る近代遺跡を巡り交流深める」  

「釜山市に残る近代遺跡を巡り交流深める」  昨年11月に釜山韓日親善協会主催で釜山近代文化遺産跡探訪イベントが開かれました。当日は、晩秋の冷たい風が吹く中、主催団体の多くの韓国人会員に加え、釜山日本人会の会員、在釜山日本国総領事館の職員や領事や釜山日本人学校の教員も家族連れでの参加も多く、大規模な交流イベントとなりました。  イベントは中央洞にある40階段の記念館を観覧し、解説員から釜山市内のかつての姿、日本人が多く住んでいた地域や海を埋め立てて現在の釜山駅周辺が作られた歴史等についてお話を伺いました。そして、歩いて南甫洞へ移動し、影島の橋をみんなで渡り、最後はロッテ百官店の屋上から釜山市内を一望しました。  歴史を振り返り街歩きをしながらの日韓交流イベントは、コロナ禍で室内に閉じこもりがちとなり、外に出て知人・友人と話す機会も減っていたため、散策しながらの会話は、鬱々とした気分を晴らすいい機会となりました。