「倭城探訪」という名の探検

6月9日(土),釜山韓日文化交流協会と釜慶大学人文韓国プラス(HK+)事業団が主催する倭城探訪に日本人会から10名参加しました。

倭城とは、文禄・慶長の役の際に築城された城郭の事です。現在も韓国の慶尚南道と全羅南道に約30ヶ所その城跡が残されています。

今回はその中でも、加藤清正による蔚山の西生浦倭城と黒田長政により築かれた機張の竹城里倭城を見学しました。専門家の案内のもと、普段個人で見学しては進むことのできない獣道を鉈や棒で道を切り開き、城壁の細部まで詳しい解説を聞きながら見学することができました。

城壁の一部を利用し民家が建っていたり、私有地となり詳しい調査ができなかったりという現状を目の当たりにし、倭城について考えさせられる一日でした。